オリバー・ツイスト(2005年/洋画)
■オリバー・ツイスト(2005年/イギリス、チェコ、フランス、イタリア)
原題:OLIVER TWIST
原作:チャールズ・ディケンズ『オリバー・ツイスト』
監督:ロマン・ポランスキー/脚本:ロナルド・ハーウッド
出演:バーニー・クラーク、ベン・キングズレーほか
参照→オリバー・ツイスト - allcinema
本日は1000円デーなり…というワケで見にいってきました。
原作は19世紀英国の文豪チャールズ・ディケンズの小説。孤児の少年の成長物語を「テス」「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキーが監督した文芸大作。前評判が(´・ω・`)ショボーンな感じだったので覚悟して見たら、コスチュームプレイとしては楽しめた。どのような展開になるのか予め分かっていたので、キッパリと割り切って見ることができたのが幸いだったのかもしれない…。
以下雑感をば…
- ショタの世渡り物語…とか言っちゃ駄目(笑)
- 原作のオリバーの出生の秘密はカット(大時代的すぎるか…)
- 美術・衣装は立派…80億はダテじゃない?
- が、薄暗いシーンが多いのでその真価は分かりづらい?
- 原作より陰鬱さを強調した解釈(特に後半に著しい)
- 後半の人死シーンは抑えた演出だったがエグイ
- すっきりしない終わり方(ハッピーエンドは期待しないで)
- フェイギンに感情移入するとオリバーが疫病神に思える
- 主人公オリバーのキャラが弱い…これは原作から言われているけど
- ディケンズ作品は脇役が面白いと再認識
(2006年2月1日、渋東シネタワー)