『街道をゆく〈40〉台湾紀行』司馬遼太郎

やや期待ハズレ。柔らかめな切り口で迫るのかと思いきや、政治、政治、政治…と硬派一点張りで息が詰まる。個人的には、日本統治下の台湾製茶業について触れて欲しかった気がします。あと北投温泉とか。植民地懐旧も紀行文らしくソフトにやって欲しかったよ…。

街道をゆく (40) (朝日文芸文庫)

街道をゆく (40) (朝日文芸文庫)