音盤発掘(ホルスト、フランス音楽、ベートーヴェン)

CD棚整理のついでに古いCDを引っ張り出す…。

Holst: The Planets; Elgar: Enigma Variations(Sir Adrian Boult)

Holst;the Planets

Holst;the Planets

…これも棚からの発掘品。ホルスト「惑星」、エルガーエニグマ変奏曲」どちらも曲の定盤となっている名演であることはワザワザ書く必要も無いか。英国の指揮者としては珍しいことだが、ボールト卿の演奏は重々しく超重量級。それは「惑星」よりも「エニグマ」の演奏でより顕著だと思う。

デュカス:魔法使いの弟子ほか(シャルル・ミュンシュ指揮)



デュカス:魔法使いの弟子ほか
デュカス、ダンディ、フランク、サン=サーンスイベール(音楽)
シャルル・ミュンシュ(指揮)/ボストン交響楽団
1956、57、58、62年録音(ステレオ)
BMG BVCC-5039(国内盤)、1990年、廃盤・品切
棚から引っ張り出して聴き直す。田代早苗さんの作曲家イラストが懐かしいRCA GOLD SEALの国内盤。やっぱりフランス物の演奏としては異色な演奏…ミュンシュ&ボストン響。どの曲もぶあつい響きが堪能出来る。


ニコール・アンリオ=シュヴァイツァーのピアノ独奏が光るダンディ:フランス山人の歌による交響曲、シンフォニックな響きがミュンシュ節炸裂のフランク:交響詩「呪われた狩人」などが好きだが、サン=サーンス交響詩「オンファールの糸車」の超高速かいて〜ん!もいい、あとイベール、デュカス…結論から言えば、全曲名演揃いということだろうか…。

ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」他(デ・サバータ指揮)



ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」他
ベートーヴェンベルリオーズシベリウスワーグナー(音楽)
ヴィクトル・デ・サバータ(指揮)/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1946年録音(モノラル)
LONDON POCL-3904(国内盤)、1995年、廃盤・品切
…これも棚からの発掘品。ベートーヴェン(…というか交響曲に代表されるドイツ音楽)は何度聴いても好きになれない。チリチリと音質は酷いが、演奏自体は熱演。オマケの小品(ベルリオーズシベリウスワーグナー)の方が楽しめる…特にヴァルキューレの騎行は爽快の一言。