【10人のラッパ吹きと、名建築たち】(2008年05月16日)


上記のイベントの一環として行われた音楽コンサート。
昨夜(16日)の演奏の方を聴いてきました…。


東京のど真ん中、日本橋の三井本館(1929年)と日本橋三越本店(1927年)という二つの歴史的建造物の間の空間(街路)を、イタリアの都市にある広場(ピアッツァ)のように見立てて、そこで金管ライブコンサートをしましょう…という蛮勇というか夢のある試みだったので、興味津々で待ちわびて、当日いそいそと出かけたわけですけど、なかなか盛況で楽しいイベントでした…。



バクパイプアンサンブルの演奏でお祭りムードが高まる中、ライトアップされた三井本館列柱(コリント様式)を背にブラス楽団が陣取り、ルネサンスから近現代までの金管曲全11曲(アンコールを入れると12曲)を披露。工事現場の囲い、アンサブルの乱れ、都会の雑音…などなど気になるところもありましたが、祝祭的なムードにつつまれた非日常的イベントを大いに堪能しました…やはり「日本橋の夜」という雰囲気もあったんでしょうね。よかった。
(2008年05月16日)



【演目】
ブリテン:聖エドモンズ墓地のファンファーレ
リムスキー=コルサコフ:貴人の入場
アンダーソン:ラッパ吹きの休日
マンシーニ:ザ・ピンク・パンサー
フランス・ルネサンス舞曲集より
アメージング・グレース(バグパイプデュオ)
ハワース:行列のファンファーレ
ガブリエリ:ピアノとフォルテのソナタ
グリーンスリーブズ
バード:オックスフォード伯爵のマーチ
クラーク:トランペット・ボランタリー
フランス・ルネサンス舞曲集より(アンコール)