小石川の"驚異の部屋"…じゃなくて「東京大学総合研究博物館小石川分館」を見物してきました…

公式サイト

小雨の降る中、小石川*1にある（小石川植物園隣）
東京大学総合研究博物館小石川分館*2を見にいきました。
お目当ては常設展「驚異の部屋*3――The Chambers of Curiosities」。

かんそう

澁澤龍彦とか荒俣宏…あるいは「博物学」というターム。
その何れかにピーンと来る人であれば、狂喜乱舞の空間。
動物の剥製、人体模型、動植鉱物の標本、地球儀…などなど。
よ〜は、イカガワシイ品を並べた古道具屋風味（誉めてます！）。
…俺大喜びじゃん。

キャプション、順路案内一切ナシというのが潔い。
好き勝手な妄想…もとい想像が出来ます。
イレモノである建物(旧東京医学校本館)もなかなか。
一階のベランダからの眺め（小石川植物園）もいい。
わざわざ行った甲斐がありましたね〜。

　　　　　　　　

*1:最寄駅は営団丸の内線茗荷谷駅

*2:入場無料。10:00-16:30（月〜水休ただし祝開館)。

*3:Wunderkammer（独語）。「珍品陳列室」と解されるもので、近代以前の博物館とでも称すべきシロモノである。一見ガラクタの集まりにしか見えないのだが、実は近代以前の知識体系をビジュアルに示すものである…とはウケウリ。