2007/10/31(水)の戯言

映画「パンズ・ラビリンス」。恵比寿ガーデンシネマ
ドロドロした妖精たちに、イタソ〜な描写の数々。
スイーツなファンタジーを期待する向きには、いささか酷かも。
残酷な童話という感じか…"お義父さん"キャラ立ち過ぎ。惚れた…。
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気になる映画のチラシをいくつかGET。


呉清源 極みの棋譜(公式)
http://www.go-movie.jp/

私は呉さんを見るのが好きだ。少年のころは、美少女と貴人とを合わせたやうな姿だった。一見して天才といふ印象を受ける――川端康成『日に新たなる者』
川端は『名人』で本因坊秀哉の対局を描いているが、
個人的には呉清源と親交が深かったようで、
才能を誉めているのか、容姿を誉めているのか
ま、どっちもなんだろうけど…川端らしい。



◆映画「リアル鬼ごっこ」(公式)
http://www.onigocco.net/
ネット上でボロ糞言われている山田悠介氏デビュー作映画化。
「文学作品」としての良し悪しはともかくとして、
これだけ隙間だらけだと、却って翻案・脚色しやすいんじゃ。
キー・ビジュアルはB・C級っぽくて、素敵なチープさ。