ナショナルドラマスペシャル 彗星物語/宮本輝原作/TBS


12人と1匹が暮らす日本の大家族・城田家。そこにあらわれたヨソの世界からの彗星(訪問者)…それはかつての共産圏ハンガリーからやってきた留学生の青年ポラーニ・ボラージュだった。異文化ゆえの摩擦・衝突、大家族ゆえの悩み・苦しみ、そういった危機をひとつひとつ乗りこえながら、13人と1匹の3年間はつむがれていく…宮本輝原作の2時間ドラマ。これってひと昔前に流行った"大家族ホームドラマ"なんじゃないの?…と思っていたら、13年前の常盤貴子主演のホームドラマ「カミングホーム」(94年)のリメイク。原作は同じ。


まあ、どこからどこまでもテンプレづくしの展開には懐かしさを覚えますけど、やはり「懐かしさ」以外の要素が欲しかった…と言いたくなるな。というか、3年間を2時間に凝縮しろというのは、さすがに無理がある気がする。