「ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜」10話

10話:夏の終わりに [2008年06月11日深夜]※BS日テレ

雪におおわれた「金剛の宮」を登るジル一行。邪神ドルアーガと秘宝ブルークリスタルロッドが眠る最上層「天空の宮」まであとわずか。困難な踏破のさなか、ジルはパスズに襲撃されているニーバを助けようとするのだが…。


カイ&リリスが「謎の少女」に、ブルークリスタルロッドが「宝玉」に、そして塔が「運命の塔」に思えて仕方が無い罠…まあ同じ監督、制作会社だし、スタッフもかなり被ってますからね>ブレイブストーリーニーバVSパスズ、塔の崩落、「夏」の終り…さすがに終盤近いためか、いやがおうにも盛り上がってくる。助けてくれたジルに、つれない言葉をかえすニーバ。「みじめなもんだな…」ミトメタクナイけれど、認めざるを得ないパワーバランス逆転の事実を噛みしめているのでしょうか? なんというクワトロ・バジーナさんですか…。


ジルに欲しいものが無い云々は…ララァアムロ発言? 脚本家(賀東招二)の志向からしてありえなくも無いけど、そこまで深く裏読みする必要も無い? 別に父親の名誉回復とか英雄ゴッコでもいいと思うんですけどね。登頂者にテツガクが必要なの? パーティー内の利害が一致するかどうかは別として、仲間にすら明かせない「大望」のために塔登るよりはマシだと思うけど。


「なぜ山(エベレスト)に登るのか」「そこに山(エベレスト)があるから」と返したのはイギリスの登山家マロリーさんですけど、ジルさんも同じように言えるハズ。「なぜ塔に登るのか」「そこに塔があるから」