「コードギアス 反逆のルルーシュR2」21話

21話:ラグナレクの接続 [2008年08月31日]

退路を断って、Cの世界で実の父にしてブリタニア皇帝のシャルルと対峙するルルーシュ。が、その場に死んだはずの母マリアンヌがあらわれる。ふたりが語る過去の事件の真実、そして世界の真実と、ふたりの目論見とは…? 驚愕の真実を知ったルルーシュの決断は…? 世界の行く末は…?


Cの世界で皇帝と対決。母との再会。明かされる真実。ルルーシュVS「神」。一ヵ月後。パネェーでブリタニア本国乗っ取り→第99代皇帝襲名。皇帝の計画の内実はエ●ァの人類補完計画(やっぱり)なんだけど、これを否定するルルーシュの理屈はどう言いつくろっても私怨(それも勘違いと誤解に基づく)に過ぎない気がするんだが、どうなのよ? 反逆のよりどころを失ったルルーシュ。だから皇帝(権力)になるしか、逃げ道がないの(苦笑)?


▼Cの世界、ラグナレク、アーカーシャの剣、「神」
Cの世界→"集合的無意識"の集まる空間
ラグナレク→Cの世界にアクセスするための装置?
アーカーシャの剣→"集合的無意識"を崩壊させるための装置?
神→人類の"集合的無意識"そのもの

人類補完計画(笑)で切って捨てるのも芸が無いけど、映像のインパクトの割には具体的なことがあまり語られず流されてしまったので、シャルルの計画の細かい部分は分からずじまい。「ひとつになる」というのがポイント? 個々人の自意識、自我みたいものが意味をもたない世界→「嘘のない世界」「やさしい世界」というつもりか。シャルル本人はその中の一部となるのか、それとも、その上に君臨しようとしたのか、どちらだったんでしょうかね?


▼親子の確執…瞼の母もモンスター?
前回の復活からマリアンヌの株がストップ安(苦笑)。薄幸の王妃、悲劇の母親…儚げでやさしいみたいなイメージがあったので、落差が凄い。エゴイストだというのは王族にありがちだからいいとして、あの軽いノリはね…。


▼「明日が欲しい」、"神"にギアス、両目ギアス開眼
モンスター両親もアレですが、それ以上にルルさんが支離滅裂。絶望した!フクシューの鬼になる!みたいなことを前回で言いながら、明日が欲しい(笑)。この親にしてこの子あり。反逆のよりどころを全否定されてやぶれかぶれみたいな。あとの流れは…インパクト重視の誤りがギャグの域に達しているというギアス演出の悪いところの典型例みたいなもんか…もう、笑うしかない。


▼一ヵ月後、パネェー、99代皇帝、ナイト・オブ・ゼロ
これをパクッたんですね(笑)。わかります。
…他にどうコメントすればいいんだ…。