アニメメモ(2009年5月後半)

東のエデン」8話:あらかじめ失われた道程をさがして [2009年05月28日深夜]

けっきょく大杉は無事だと分かり、安堵するエデン一同。一方、滝沢はノブレス携帯の解析に咲、みくると京都に行く。引きこもりの凄腕プログラマー板津(パンツ)を訪ねるのだ。おもしろくない大杉は滝沢の過去を調べるが…。


ジョニー、ジョニーうるさい(苦笑)。というか、あの夢は去勢恐怖症のイメージと解釈してもよろしいんでしょうかねえ? 記憶云々とフォウ・ムラサメのよ〜なことを言う前に、精神科にでも逝けばぁ?…と思ってしまう。こういうウサンクサイ人間に冷たい視線をおくる大杉というキャラはうまく使えば深みも出てくるんだろうが、明らかに幼稚なコメディ・リリーフだから、けっきょくあのキムタクもどきの主人公を受け入れられるか否かということになるのね。

東のエデン」7話:ブラックスワン舞う [2009年05月21日深夜]

失踪したサークルメンバーの大杉は、ジョニー狩に捕まっているらしい。ネットにアップされた画像をもとに、居場所を特定した滝沢。ノブレス携帯の履歴から、どうやら相手もセレソンらしいということが分かるのだが…。


人体浮揚と羽ニョキニョキはいらんシーン。あれは実は手品なんですよ〜と履歴で理屈をつける小賢しさも相まって、あまりに浮きすぎていた。セレソンの異能を咲に印象づけるためならば、もっと別の見せ方もあっただろうし、単にああいうシーンをやって見せたかっただけというオナニーでしょ。ビジュアルイメージとして素晴らしければそれでもいいが、何のインパクトない。

シャングリ・ラ」8話:口紅無残 [2009年05月27日深夜]

涼子から死刑を宣告される國子。
イムリミットが迫る中、モモコが面会に訪れるのだが…。


女囚仲間の助けで見事脱獄成功! けっきょく、あの地下道は使わなかったんだな…また、あとで使うことになるかもしれないが。親友(?)のあの娘が撃たれてしまうとか、モモコさんが犠牲になるとか、そういう展開を予想していたけど、外れてよかった〜と思っていたら、やはり虐殺っスか! これが涼子さまもグルっぽい國子育成イベントくさいだけに、彼女らは無駄死にじゃ…。

シャングリ・ラ」7話:悲想恩讐 [2009年05月20日深夜]

軍に再逮捕されてしまう國子。送り込まれた先は、出所したばかりの更生施設。そこで彼女を出迎えたのはアトラスの総裁・鳴瀬涼子だった…。


涼子さまと取り巻きのコスプレごっこ…お題は女囚地獄ナチス女刑務所…みたいな〜。イルマ・グレーゼですね、わかります(笑)。「ソドムの市」ですね、わかります(笑)。國子成長(覚醒)のための試練イベントともろ分かり(…というか、涼子さま自身もそのつもりで"やっている"わけで)なんだよな〜。

・「イナズマイレブン」34話:衝撃!エイリア学園!! [2009年05月27日]

白恋中に襲来するエイリア学園。
吹雪を加え、新たなる布陣で三度目の対決を挑む雷門。
が、監督はなぜか吹雪をDFにすえてしまう…。


またまた〜>新監督。
たしかに言葉で言いきかせるよりも身体で覚えさせろとはよく言うけど、最近の(コーチング)トレンドとしてはむしろ逆の方な気も。まさかの染岡さん大活躍(笑)。でも傍から見ると、いいように吹雪に操縦されているよ〜にも見え、これで、豪炎寺の時のよ〜に副エースという地位に甘んじてしまうのか?


二度あることは三度ある→三度目の正直。
ことわざ三倍返しにレーゼさん涙目。ここまであっさり勝てるとは思わなかったけれど、やっぱりまだ敵がいるのか。二軍→一軍。お約束すぎる…

・「イナズマイレブン」33話:エースストライカーはだれだ! [2009年05月20日]

雷門に加わった吹雪。エイリア学園との再試合を控え、吹雪の提案でスピード不足を補うための雪山特訓を行うことになる。一見、サッカーに関係ない練習に不安と不信を募らせる雷門メンバー。新監督はとことんホウレンソウの精神に欠けているな〜と。まあトップだから、ホウレンソウしなくてもいいんだろうけど。あと今回ほとんどサッカーやってないね…それでも面白いけどさ。

蒼天航路」8話:業火の奸雄 [2009年05月26日深夜]

黄巾党の食糧備蓄基地を落とした曹操。が、基地はすでに黄巾党の増援により包囲されつつあった。曹操の取った、起死回生の一手とは…? 火計は曹操お得意の計略という気がする。(演義でも)大事な戦いでは、火攻めで勝ってますからね。これで、赤壁は負けたんだけど…。斧使いの爺さん戦死。なんというか退場が早すぎて…なんの感慨もわかないのが困ります。

蒼天航路」7話:天・地・人 [2009年05月19日深夜]

新興宗教太平道」の教主・張角が信徒を集めて一斉蜂起した。それは衰退の漢王朝を大きく揺るがす大乱「黄巾の乱」である。官軍の将となった曹操は、黄巾党の戦術を見抜くのだが…。天・地・人…といっても、大河ドラマとは関係ないようですね。ただ、ああいう戦法が集団戦において有効なもんかねぇ? あと、孫堅孫権父)登場。まだキャラが見えてこない…。

夏のあらし!」9話:HERO(ヒーローになる時、それは今) [2009年05月31日深夜]

あらしの人助けで歴史は変わっているのか?…ふと、そんな疑問をいだくハジメタイムパラドックスの危険性に負い目を感じていたあらしを傷つけてしまう。ハジメはそんなあらしをなぐさめようとするのだが…。


タイムパラドックスの話題はカヤと潤が散々言っていたことなのに、現在になって気にするのか>ハジメ。というか、科学少年なら、真っ先に気づいてもいいハズ。なのに、なんの躊躇もなく歴史改変に加担しまくりだったのは、惚れた女のため…なのかね?


ようやく洋館ペア(加奈子&やよゐ)登場。

夏のあらし!」8話:勝手にしやがれ [2009年05月24日深夜]

女の子であることを隠して、男装を続ける潤。もちろんハジメはそんなことを知りもしない。が、ひょんなことから、ふたりの身体が入れ替わってしまった。潤→ハジメハジメ→潤。おれがあいつで、あいつがおれで…? 


大林宣彦(「転校生」)ですね、わかります。
おれがあいつであいつがおれで』(山中恒)ですね、わかります。


元ネタの映画は男女が入れ替わって、互いの気持ちがよく分かるようになる…という性転換シチュエーションの古典的名作で、そのパロディなのだが、この場合、ハジメは潤のことを男だと思い込んだままで、潤としてもそう思わせたままでいたいからドタバタ…みたいな展開になるのね。結局、ハジメの認識は変わらずじまいか…あそこまで見ときながら、気がつかないなんて、どんだけぇ…。


結局、オチてないなぁ…。

夏のあらし!」7話:他人の関係 [2009年05月17日深夜]

潤は実は男装した女の子だった。カヤに正体を見破られたことで、皮肉にもカヤとの仲は深まっていく。古風な"女性らしさ"を持つカヤに憧れと反発がない交ぜになった複雑な気持ちをいだく潤だが…。ここまで女性の媚に嫌悪感を示すのって、やはり何らかのトラウマでもあるのかね。枕営業とか…?

グイン・サーガ」9話:ラゴンの虜囚 [2009年05月31日]

伝説の巨人族ラゴンと遭遇するも、その虜囚となるグイン。グインの素性を疑うラゴンを納得させるために、ラゴンの戦士と対決することになる。一方、モンゴール軍に潜り込んだイシュトバーンはマルス将軍の信頼を得ていた…。


伝説のラ族…じゃなくて巨人族ラゴンに捕まって剥かれてしまったグインさん(;´Д`)ハァハァ…ってスミマセン。しっかし、今から見ると古典的なシチュになってしまったなぁ>未開の蛮族の囚われ人になる主人公というシチュ。まあ、囚われになるのが、文明人じゃなくて、半人半獣のバケモノというのが違うといえば違うのか。決闘がウヤムヤなまま端折られてしまったのが残念。


マルス爺や死亡。口うるさいだけの忠臣キャラどまりで、あんまりカッコイイところ見せられないまま逝ってしまったのは、惜しかったかなぁ…。

グイン・サーガ」8話:狼王との出会い [2009年05月24日]

モンゴールに対する決定的勝利。
その鍵となる巨人族ラゴンとの同盟を求め、グインは戦列を離れる。
旅の途中、グインは不思議な幻覚を見るのだが…。


グインを導く三人の女…についてはネタバレになりそうなので割愛。これを割愛すると、何も語れないけど>今回の話。アニメ版はどこまでやるつもりなんでしょうかね。あの人とあの人に関しては、相当、話を進めなくちゃいけないし、あの人だってねえ…先々に波瀾の展開が待っていることだし。モンゴール軍の陣営に潜り込んだイシュトは当然、埋伏の毒になるということで、カレをうっかり信用してしまったマルス爺や涙目…ということになります。

グイン・サーガ」7話:ノスフェラスの戦い [2009年05月17日]

圧倒的軍勢でノスフェラス侵攻を開始するモンゴール軍。
劣勢のセム族が勝つには、ノスフェラスの地の利を生かすしかない。
豹頭の将グインの智謀が、モンゴール軍を翻弄する…。


グインさんパネェ〜(苦笑)。リンダがベタほめしてますけど、たしかに生まれついての王者にして一軍の将たる器なわけで、いくら豹頭に事前にインプットされていたノスフェラスの知識があったとしても、それを活かせるだけの器量があるというわけで、もう一度、グインさんパネェ〜。イドに喰われた金髪&一般将兵、屈辱のネリさま、マルス、赤獅子には悪いのだが、後半の獅子奮迅の活躍ぶりには、マジ鳥肌が立ちましたよ…映像で見ると凄い!


こういうサバイバルな状況では生き生きとしているケダモノのグインさんに対して、このところ完全にコミカルな役回りというか、ギャグキャラポジションが定着しているイシュトだけど、まあ、この頃は彼も若かった…蒼かった…ということでしょうかね? 後年の彼からさかのぼると、ギャップあるわ。

・「機動戦士Zガンダム」36話:永遠のフォウ [2009年05月31日]

キリマンジャロの山中で死んだはずのフォウと再会したカミーユ。一緒に脱走するが、強化人間を束縛する精神支配の力に阻まれる。誘われるようにふたたび、サイコガンダムに乗り込むフォウ。悲劇は繰り返すのだろうか…?


「あはははは…バーン!」再会のこの台詞には正直ヤラレタ。道理で、本来のヒロイン(ファ)よりも人気が出るわけだよな〜。アレな部分があるとはいえ、ここまで魅力的だと、あのカミーユが転んじゃった(サラ相手にはやたらと大人なのにね…)わけもわかるというもの。デレモードの彼女は無敵。とはいえ、俺的には被害妄想トラウマスイッチの入った彼女の方がより好みなんだな…。


復讐鬼ジェリドはもはや、恋愛劇で主人公カップルの仲を邪魔する三枚目、ヘッポコ敵役、お笑いヤラレ役でしかないようだ…。なんつ〜か、やることなすこと完全に空回りして、転落したあげくにGETした新型機(バイアラン)も、悲劇のヒロインにトドメを刺すという、損な役回りに使われるだけ…ああ。

・「機動戦士Zガンダム」35話:キリマンジャロの嵐 [2009年05月24日]

レコアの喪失…沈滞した空気を引きずったままカラバの地上作戦支援のため、軌道上に展開するアーガマ。それを執拗に追うヤザン隊との激戦で、クワトロは地球の引力に引き込まれて落下してしまう。あとを追うカミーユのZ…。


フォウヽ(゚∀゚)ノキター! 再登場でいきなり、遠隔操作実験で悶え苦しむシーンって、スタッフはどんだけサドなんだよ…。地上(キリマンジャロ)への降下は予定外だった…ということか。この頃から、宇宙はエゥーゴ、地上はカラバという棲み分けというか役割分担がキッチリ固まっていたのかもしれない。カラバもカラバで、ガルダを母艦にアムロというエースもいてMSの頭数もティターンズの拠点を攻撃できるほどに揃えているわけだし。次回、フォウ…散る。

・「機動戦士Zガンダム」34話:宇宙が呼ぶ声 [2009年05月17日]

クワトロ(シャア)の行動により、アクシズとの交渉が決裂。作戦方針をめぐってギクシャクが続くエゥーゴ内部。そんな中、ドゴス・ギアヤザン隊が再度の攻撃をしかけてきた。負傷していたレコアは無断出撃してしまう…。


レコアさんが、あっちの世界に逝ってしまう話…ではなくて、ティターンズに(いまのところ捕虜として)連れていかれてしまう話ですね(現時点では、まだ裏切ってません)。レジスタンスとしての過去話とか、彼女の心情がいろいろ説明されていますが、けっきょく"セックス"の一言で片付けてしまうというのが、なんというか…御大なわけで(苦笑)。裏切りは女という性(セックス)の性(さが)とでも言いたいのか。やりようによっては、もっと彼女に同情的な描き方もできたと思うんですが、結局残るのはビッチという汚名だけか…。


歴戦の勇士(…だと思う)ヤザンすらビビらせる、後半の電波全開モードにさすがについていけない。にしても、ハンブラビの一撃は、あからさまに交尾でワロタ。キズモノにされたメタスを、ファが引き継ぐのかよ…おいおい。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」9話:創られた想い [2009年05月31日]

第五研究所で心身ともに深く傷ついた兄弟。とくに自分の存在意義(アイデンティティー)を対戦相手ナンバー66に突き崩されてしまったアルの痛手は深い。そんな中、エドの修理のためにウィンリーがやってくるのだが…。


旧作の録画を掘りおこして(比較対象として)見てみたけど…見るんじゃなかった。おとなしく旧作をハイビジョン化して再放送+新作した方がよかったんじゃないの? どこの局も今期は再放送流行りだし、実質同じようなもんでしょ? ほんと、この話でもひたすらギャグがKYだ。旧作だってギャグがあるけど。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」8話:第五研究所 [2009年05月24日]

"賢者の石"の真実…それは生成におびただしい人の生命を要する真実。神を恐れぬ錬金術師といえども、けっして越えてはならない禁忌の産物なのか? 答えを求めて、兄弟は閉鎖されている第五研究所に潜入する…。


(元)死刑囚ふたりとの激闘。ヌルヌル動くバトルはいいとしても、やはり合間のギャグは空気嫁という感じしかしない。原作通り? だから何だと言うの? アニメとしてつまらないものはつまらないし、寒いギャグは寒い…これが「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の真実の真実ということなのかね?

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」7話:隠された真実 [2009年05月17日]

マルコーの研究資料が眠る国立中央図書館にやってきた兄弟。が、資料のある建物は謎の失火により消失。抜群の記憶力を持つ元司書シェスカの協力で資料の復元に成功するのだが、その内容はなんと…料理のレシピ?


マルコー資料の謎解きと本の虫シェスカ登場。たしかに、旧作でもここらのエピソードは割とお茶らけているというか、ギャグ分大目だったような気もするが、一方でセントラルに巣食うホムンクルスの陰謀とか、軍の内部抗争を仄めかしたりとか、緊迫感もあって、なんというか緩急のつけかたがうまかった…ような気がするんだけど、こちらでは、ただギャグを垂れ流しているだけなんじゃ…。

バスカッシュ!」9話:アイドル・アタック! [2009年05月29日深夜]

温泉地で旅の疲れを癒やすダン一行。が、そこに人気女性アイドルユニット"エクリプス"が現われる。ビックフットバスケ選手に転身(?)した彼女たちは、勝負を挑んでくる。リズム感のある動きに翻弄されるダンだが…。


OPの三人娘VSダン&ミランダ&アイスマン。歌もキャラクターも微妙>三人娘。ダンが色付けで呼び捨てにしていたけど、それぐらいの個性しかない。主人公サイドと絡んでキャラが動けば、少しは面白くなるかと思ったんだが…。

バスカッシュ!」8話:パス・オブ・トゥルース [2009年05月22日深夜]

ローリング・タウンを追い出されたダン一行。追っかけてきた謎の少年アラン(正体はフローラ姫)も加わり、ますます賑やかに。そんな中、砂漠の街でチンピラとトラブルになるが、彼らはアイスマンの元チームメイトだった…。


ドサまわり地方巡業編に移行。姫(くぎゅ)は男装すると完全にアルフォンス・エルリックにしか聞こえません、スイマセン。けど、あのチャチな男装で全然バレてない(バレてないフリをしてるのか?)というのが凄い。そもそも姫が男装する必要性があるのかと小一時間…バスカッシュ!は女子禁制という掟があるわけでもナシ…。やっぱりデストロイ!はパスだったのか>アイスマン

バスカッシュ!」7話:ウイズイン・アウト・オブ [2009年05月15日深夜]

月(成功)への夢と自分のやりたいバスケの両天秤に悩むダン。しかも、ジェームスのオープン・シティ・バスケ構想はストリート人気に目をつけただけ、カタチを変えたプロ・リーグ構想に過ぎない。はたしてダンの出した答えは?


ダン(主人公)をいったん落としてから(鬱)、再起してその答えを叩きつける(躁)、そこにオープニングテーマを被せて、第1部完というまとめた方はカタルシスがあって、よろしかったと思う。やっぱり、こういうノリだけで突っ走る展開になると見ていて面白いんだけど、そこに至るまでの展開がねぇ…。ダンの葛藤も、イマイチ見ている側に迫ってこないというか…どうしてなんだろ?