・「機動戦士ガンダム00」3話:変わる世界

ユニオンフラッグを圧倒するエクシア。圧倒的性能差を実感したグラハムに、対ガンダム調査チームへの辞令が下る。一方、地上に降り立ったセルゲイは、セイロンに再びあらわれたエクシアに挑む…。「戦争根絶」を題目に次々と軍事介入を行うガンダム。その「力」の前に世界は…歴史は変わるのか?


「世界が…変わってる?」(by 沙慈・クロスロード
北アイルランド紛争停戦のTV映像と沙慈の台詞が、このエピソードの表現したいこと…ガンダムソレスタルビーイングの活動によって「変わる世界」…だったんだろうけど、過程を中抜きして結果だけを見せられてもなぁ…00の世界観*1がまだハッキリと見えてこないこの段階で「変わる」を連発されてもピーンと来ない。多少極端でも絶望的な「世界」を見せて、バシーンと視聴者にショックをあたえた方が、よりテーマが生きたものとして見えたのかもしれないが…。


ソレスタルビーイングガンダムを外部の反応(ユニオン、AEU、人革連の当事者および第三者)から描いていくというのは変わらず。四人の会話からヒントが拾えるのかと思ったら緘口令…って、トコトン秘密主義。ドッキリのネタを仕込んでいる…と期待しておきますか。次回あたりに裏事情が出てきそうだけど。コマ切れで盛り上がらなかったけど、メカ描写はあいかわらず細かく見せていて好感触。エクシアVSティエレン(セルゲイ)戦は悪くなかった。



▽関連商品

1/144 HG  ティエレン(地上型) ~ガンダム00(ダブルオー)シリーズ~

*1:現在の世界情勢の延長線上にある世界…なんだろうけど、それにしたって、フィクションならばある程度自立した世界であるべき…なんじゃ。現実とイチイチ関連付けなきゃ成り立たない世界というのもアレだし、ガンダムとかMSとかが出てくる時点で、スーパーな世界なんだから…。