「マクロスF(フロンティア)」22話

22話:ノーザン・クロス [2008年09月06日]

ランカに去られ、憎しみとシェリルへの愛情だけで戦い続けるアルト。三島はランカの代役としてシェリルを起用することを目論む。そんな中、オズマたちは三島の暴走に抵抗するためにSMS内での反乱を計画するのだが…。


限られた命を自覚しながら、それでも歌いたい。歌姫として復活をはたすシェリル。そんなシェリルの側で何もできないまま状況に流されるアルトに、オズマが一喝「お前の翼はどこにある」。見方を変えれば、妹萌えゆえの暴走とも思えなくない(笑)反乱行為のいいわけに、俺はこうだ!お前はどうだ?と若輩相手に啖呵切って一匹狼宣言のオズマは大人気ない(苦笑)けどカッコイイ。


アルトは…けっきょくランカの気持ちを汲み取れないままだったのね。しかも、逆恨みに近い感情すら抱くとは…いくら、ミシェル死亡の後とはいえ、あまりにデリカシーが無い。シェリルへの傾倒もシェリルを理解して…というより、むしろシェリルの存在にすがっているようにも思える。ここらで、主人公(…なんだよね。たぶん)としての奮起と存在感アピールにつとめて欲しい。