・「ネットゴーストPIPOPA」23話

23話:プー@セイレーン [2008年09月07日]

勇太たちの前に突如あらわれたネット・ビーナス。「その子はネット世界を破壊する魔女なのよ!」プーの正体はネット世界を混乱させるために、人間が作り出した恐ろしいプログラム"セイレーン"だと言うのだ。半信半疑の勇太たちも、プーの力を目の当たりにして信じざるを得ない。そのショックがプーの負の感情を増大させ、さらなる力の暴走を引き起こしてしまうのだが…。


アバンは勇太両親、祖父江博士、花梨、シュウゾウ、コースケ。「消えて!」「デリートするのよ!」鞭でビシバシ迫るネットの美神(ビーナス)と、嫌い嫌い嫌いイヤボーンが武器のネットの魔女(セイレーン)がガチンコでバトルするという女の戦いな展開(苦笑)。プーちゃんの正体はしばらく隠してノホホンな展開が続くのかと思いきや、正体暴露でシリアス急展開。


▼プーの正体…究極のサイバー兵器?
ネットゴーストのように、ネット世界で自然発生したわけでなく、人間の手によって作り出されたプログラムという位置付け。事情通のネットビーナスさんの言うことだからほぼ信用してもいいんだろう。セイレーンというネーミングは伊達じゃないらしく、ネット障害を人為的に引き起こせるらしい。そればかりか、ネット世界のコントロールも可能だろうということ。完全に制御できれば、そりゃあ凄い力になることは確かでしょうな。社長はどうやら、その手段を見つけたようですが、そのために泳がしていた…? となると、勇太たちやビーナスさんも、社長の狙いのために利用された気がしないでもない。


▼ピポパの亀裂
喧嘩するほど仲がいい…ということなのか、プーを守りたいという感情がどんどん大きくなっていくピット。ビーナスに脅されても、プーの恐ろしい力を垣間見ても、守りたいという気持ちは変わらない。すっかりお兄ちゃんなピットの姿はハタから見ても成長したな〜という感じで微笑ましいんですが、その気持ちが先走って、パット、ポットや勇太とも微妙な距離が出来てしまうというあたりは細かいんですけど、ちょっと見てて辛いですねえ…。


▼そのほか
なんとか花火には間にあったようだ…。ネット世界はデジタルワールドですか。アイザワさんは工作員確定か。DF社特大花火に意味深なコメント。ガサ入れですね、わかります。でもその前に社長がセイレーンをかかえて逃げそうな気がするけど。次回からもしばらくネット世界の話なんでしょうか…?