・「ネットゴーストPIPOPA」24話

24話:プー!@プー!@プー! [2008年09月14日]

何者かに連れ去られてしまったプー。ネット世界を破壊する存在セイレーン=プー。でもプーを助けたいというピットの思いは変わらない。その思いは、勇太、パット、ポットも同じ。プーの居場所がDF社であることを突き止めた四人はDF社に突入する。一方、操られたプーはセイレーンとして起動する。


アバンはサーチン(ネットゴースト)。折り返し地点の26話まで残りわずか。いよいよ前半のクライマックスに向けて急展開といったところ。プーの恐ろしい正体を知り、気持ちがバラバラになってしまうピポパ。が、プー探しでピポパ(と勇太)はふたたび一丸となる。居場所は突き止めた。あとは救出するだけだ!…その過程だけのエピソードだけど、やはり丁寧な描写がモノをいう。


▼ピットも必死、勇太もパットもポットも必死
「プー!プー!プー!」それしか無いのか!…と突っ込みを入れたくなるピットだけど、ネット世界の被害が分からないほど無神経でも単細胞でもない。でも助けたい。何とかしたい。そういう思いが強いんだよね。ピットの切ない心情がストレートに伝わってくる。一方の勇太はより客観的にヒイて見て物事を把握できる冷静さがあって、検索かけたり、部外者(守や博士)に協力を頼んだり、危ないから巻き込みたくないとひかるちゃんやカズシゲを置いてきたりと、ピットとは違う主人公らしさが出てきたように思える。なかなか頼もしい。でも、今回のお手柄はパットか。過去データをもとに絞込みをかけたんだろうけど。


▼セイレーン覚醒
注入? 何を「注入」する?>矯正プログラム。覚醒時のあの目をレイ●目というのはたぶん禁止なんだろうな(苦笑)。泣声や悲鳴は破壊的な効果をもたらすが、歌は、動作を停止させたりする効果でもあるのだろうか。


▼そのほか
ネットクエイク怖い…カズシゲの気持ちはサイト管理者としては自然。ビボバはオーバーに煽りすぎている気がするけど。ネット世界のことをアッサリ受け入れてしまう博士。すんなり過ぎてやや意外。10年前の事件(サイレント。オブ・ワン・ミニット)と今回のネットクエイク(プー)の波長が一致…ということで、いよいよDF社ガサ入れヽ(゚∀゚)ノキター!と沸き立つアイザワさんたち黒服…やはりネット管理局の捜査員だったのね。そしてひとり、野望を胸にドイツに旅立つ守。祖父(ドクター・フォレスト)に会いに行くんだろうかね?