・「機動戦士ガンダム00(2nd)」17話・18話

機動戦士ガンダム00(2nd)18話:交錯する想い [2009年02月08日]

アフリカタワーの崩壊(ブレイクピラー)から四ヶ月後、ついに連邦正規軍はアロウズの傘下に組み込まれる。強まる連邦の統制に孤独な戦いを続けるソレスタルビーイング。状況を変えるにはイノベイターが押さえているヴェーダを奪還する必要がある。そのための作戦に出るプトレマイオスだが…。


あれから四ヶ月後で、いろいろ事態が変化。キム司令(荒熊の上司だった人)の読みどおり、連邦軍アロウズに吸収されてしまうことに。分断されたカタロンは壊滅状態。詳細は不明ながらマネキンは逃亡中…らしい。マネキンは前々からマークされていたから失脚したのか、あのピラー迎撃作戦がまずかったのか、それとも知りすぎてしまったためなのか…いろいろ気になりますが、だからといってCBやカタロンに組するとも思えないのだが…はたして。


ヴェーダを奪還するためには、情報源となるイノベイターを捕獲する必要がある…って(苦笑)。情報戦ではあちらに手玉にとられっぱなしとはいえ、なんというかいきあたりばったりな作戦ですなぁ。第一、中にひとりおるやん。そして大佐の死のショックでマリー→ソーマ・ピーリスに逆戻り。安い!と思いつつもアレルヤには悪いがデレる乙女よりもツンな戦乙女の方が凛として良い。でも、GNアーチャーはカッコ悪いんだよな(特に顔の造型が…)。


アングラで出回っているらしいマリナ姫さま&子供たちの平和ソング。これが連邦の統制に対する抵抗のシンボル…みたいな感じになるのか。トランザムライザーの摩訶不思議能力で全世界に発信されて世界がラブ&ピースになれば結果オーライ(某黒田脚本アニメ)で万事オーケーなんですけどね。そんなに「世界は優しくない」と言っていたのはどっかの変態仮面だったか。で、姫さまピーンチ。歌がシンボルならば、別に歌っている人の生死はどうでもいいわけで、かえって連邦によって殺されたのなら殉教者としてカリスマがくわわるわけで、そんな連想をしてしまうと…次回の結果がすごく恐ろしい。


しっかし留美に情報を渡していいのか>リジェネ。あいつは意地汚いやっちゃで〜。厨二病のお嬢さまというとんでもなくダメダメやし。

機動戦士ガンダム00(2nd)17話:散りゆく光の中で [2009年02月01日]

利用者の一般市民を人質に軌道エレベーター(アフリカタワー)に立てこもったクーデター軍。が、アロウズは非道な鎮圧作戦の実態を覆い隠すために、エレベーターごと人質ごと反乱軍を葬ろうという暴挙に出る。もう一基あった衛星兵器メメントモリ。最悪の事態を防ぐために、刹那は無理をおしてダブルオーライザーを駆り、低軌道上にあがるのだが…間にあうのか?


まにあったと言えばまにあった。まにあわなかったと言えばまにあわなかった。直撃は回避できたものの、ピラーの外装部が崩壊、その破片が地上に降りそそぐという大惨事をひきおこすことに…。そして巨星堕つ。大佐ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁというマリーさんと全国の渋オヤジ系キャラファンの願いも虚しく荒熊ことセルゲイ・スミルノフ大佐がお亡くなりになる。生きていれば新生連邦軍の柱石となったかもしれない人だったのに。まあ、これで憎っくき連邦・アロウズと思いきれるからいいやと考えたいところだけど。


息子のアンドレイに討たれるというシチュエーションのために、いままで生かされていたようなものか。性格上ありえないとは思いつつも、反連邦の旗頭として起つぐらいの活躍はやはり見たかった気がする。