ステート・ウイズイン2話
ステート・ウイズイン2話:イスラム教徒の拘束 [2009年02月11日]
▼ステート・ウイズイン〜テロリストの幻影〜|NHK BS2 海外ドラマ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/statewithin/
※NHK-BS2 毎週水曜日23:00〜 全7回
アメリカを襲った旅客機爆破テロの激震。その容疑者としてイスラム系イギリス人が浮かび上がったことから、英米関係に暗雲が…というのが前回までのあらすじ。そして、バージニア州でイギリス国籍のイスラム教徒の無差別検挙がはじまり、その過程で死者が出てしまう…というのが今回の展開。
あいかわらず藪の中というか五里霧中というか伏線多すぎてウニになる。あの多国籍企業と民間軍事会社がぁゃιぃことぐらいはすぐ分かるけど、まさかチルギスタンの反政府派と接点があったとはね。あの若手CEOはタカ派国防省長官(オバサン)の忠実なる番犬というわけでも無さそうでますます複雑。あと一見、無関係に思える死刑囚のエピソードもどう繋がってくるのか…。
とりあえず勢力関係を整理してみる。
各勢力 | 備考 |
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アメリカ政府 | タカ派の国防長官(リン・ワーナー)が主導権を握る。強引な反テロ政策をすすめる。内部では批判や異論もあり、今回の対テロ法の一件のように揺り戻しもある。チルギスタン現政権を支持。 |
駐米イギリス大使館 | 大使のブランドン(主人公)が主導。反テロでは温度差。自国民が容疑者として反テロ政策のターゲットにされたこともあり、「自由」と「人権」という価値をタテに、アメリカのタカ派政策にブレーキをかけようとする。チルギスタン現政権を支持。 |
チルギスタン政府 | 独裁的な体制で国民を抑圧しているとされる。米英両政府に支持されており、特にワーナー国防長官の肝いりが大きい。ブライドンの過去と関係がある? いまのところ表舞台には出ていない。 |
チルギスタン反政府勢力 | チルギスタン現政権の転覆をねらう。そのため現在の米英のチルギスタン政策に不満を持っており、それを転換させたいという思惑がある。ブライドンの旧友シンクレア、キャロライン、アーミテージ社のアデアCEOとシンパも多い。テロ事件への関与が取りざたされているが詳細は不明。 |
アーミテージ社 | 米国の多国籍企業。前CEOはワーナー国防長官。その関係上、表向きには米国のチルギスタン政策に沿っているが、裏で現CEOのアデアはチルギスタン反政府勢力とも接触している。それがアデア個人の行動なのか、それとも会社全体としての行動なのかは不明。 |
CMC警備保障 | 実態は民間軍事会社。社長のマッキンタイアはイギリス人だが、会社はアメリカにある模様。身元不明の死体との絡み。テロとの関与をにおわせる描写などあり。 |