銀座で"紙のお城"拝見〜銀座・芹川画廊
芸大生がつくったという"紙のお城"。
昨日、銀座に見にいってきました…。
▼ボクのお城、いりませんか? 東京芸大生、展示場所募集
http://www.asahi.com/national/update/0218/TKY200902180005.html
(by asahi.com)
その日(2月18日)の朝日新聞でとりあげられていて(朝刊・東京南部)、たまたま銀座にいく用事があったので、なんなら見にいきましょうか…というノリだったわけで、ホント、ミーハーでスミマセン(汗)。
見るなりグワッ!と迫ってくる大スケール。あの記事の写真からは想像できないのだが、とにかくデカイ。それでいてディテールが細やかで繊細。ニュキニュキと塔が立ち並び、建物が細胞分裂のごとく増殖し、おまけに可動部(鉄道模型なども)などギミックも仕込まれ、見飽きることはない。
特定の建築モデルや様式をイメージしたものではなく、西洋の城のイメージをベースに想像力をふくらませて組み立てていった…との由。たしかにそんな気がする。シュヴァルの理想宮みたいな感じ。こういうのって、一歩間違えるとキッチュになると思うのだが、紙という材質の「軽み」という白一色という色の統一性で、あれだけ(構造的に)カオスな作りなのに清楚な美しさがある。
古いビルの浴室を改造したという画廊のフンイキもよかったですね。作者の方の制作ビデオを流していたり、わきあいあいとした感じ。
了解をとって写真に撮ってはみたのだが、
あのスケール感やディテールの妙はうまくうつし撮れないな。