ステート・ウイズイン5話・6話


▼ステート・ウイズイン〜テロリストの幻影〜|NHK BS2 海外ドラマ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/statewithin/
NHK-BS2 毎週水曜日23:00〜 全7回

ステート・ウイズイン6話:125個の手がかり [2009年03月11日]

旧友シンクレアの態度に陰謀を感じとったマーク。さらにジェーンの話から、チルギスタンの虐殺にCMCとアーミテージ社(当時のCEOリン)がかかわっていたこと、旅客機爆破事件の容疑者がCMCの人間だったことを知る。マークとジェーンを襲う刺客。参事官のニコラスを疑い、問いつめるマークだが…。


尾行され、盗聴され、女連れのプライベートで襲われ、誰が敵か味方かも分からない孤立無縁な状態で、たったひとり巨大な「陰謀」と戦うハメになったマーク(主人公)。その協力者としてあらわれたのは、なんと、陰謀一味としてぁゃιぃ動きを見せていたはずの男色参事官ニコラスだった…。


う〜ん、驚きの展開ですね。独自に動いていたので、二重スパイだろ〜なとは思っていたものの、ここにきてマークの心強い味方になってしまうとは。まあ、まだマークの「味方」で「いい人」かどうかは分からないんですけど、おホモだち(スタイルズ)相手に切った訣別のタンカに嘘はないと信じたい。


次に出てきたのは、旅客機爆破で消されたキャロラインのパパがチルギスタンに密輸入していたという工作機械の部品。核兵器の起爆スイッチに転用される輸出規制対象品ということで、これがまたチルギスタン政府への疑惑を濃くするための「小道具」として使われることに…。陰謀の証拠ではなくて、陰謀の小道具なのか。だから、ニコラスはなんとか隠滅しようとしたのか…。


ジェーンが意識不明、シンクレアと殺し屋(DIA=国防情報局のエージェント?)は消されて死屍累々。さて、次回いよいよ最終回。誰が味方で誰が敵なのか。陰謀の「黒幕」は一体誰? 「戦争」へのカウントダウンは止められるのか。マークとギシアンしたジェーンは生きのびてマークと結ばれるのか。そして愛を捨てたニコラスの献身は報われるのか(笑)。楽しみだ…。

ステート・ウイズイン5話:民主化の闘士 [2009年03月04日]

イギリス大使館でおこなわれたチルギスタン反政府勢力リーダーのイーシャン・ポリスヴィッチと米英政府との秘密会談。が、会談の情報はマスコミにリークされ、米英とチルギスタン政府の関係は悪化する。そんな中、イーシャンはひとり大使館を抜け出て、お忍びで甥のアザムと会おうとするのだが…。


ようやく陰謀の正体が見えはじめてきた…というところだろうか。狙いは、やはり「戦争」のための大義名分、きっかけ作り。相手を怒らせてわざと関係悪化。強硬手段をとらせて緊張を高める。アメリカの敵…てなワケで。で、今回のイーシャン暗殺の一件(チルギスタン政府の仕業かどうかは別にして)で、さらに「自由」「民主体制」の敵というレッテルを貼ってしまう…。


イーシャンも、シンクレアも、マークも、そして当のウズマン大統領もいいように利用されて手の内で踊らされている…ということか。黒幕はまだ誰かは分からないけれど、その狙いはCMどおり「戦争」。イーシャン暗殺とアザムを託したシンクレアの様子から、ようやく陰謀の存在に気づいたマーク(主人公)ですが、次回から陰謀との本格的な対決がはじまるのだろうか…?