・「機動戦士ガンダム00(2nd)」21話・22話

機動戦士ガンダム00(2nd)21話:未来のために [2009年03月08日]

激戦の末にグラハムを破った刹那は、グラハムに「生きるために戦う」という言葉をのこして帰投する。刹那のもたらした情報により、イノベイターの拠点を割り出したソレスタル・ビーイングは最後の決戦を挑む…。


刹那(ダブルオーライザー)VSグラハム(スサノオ)。量子の果てにある境地=涅槃=人類の「革新」。グラハム敗北。月の裏側にあるイノベイターの拠点。その宙域に向かうトレミー。待ちうけるアロウズの大艦隊。決戦。苦戦するソレスタル・ビーイング。援軍のカタロン、連邦軍クーデター派。突破されるアロウズ艦隊。野望を剥き出しにするリジュネに、リボンズは…。


銃弾に倒れたハズのリボンズが、ちゃっかり予告では生き返ってる(苦笑)。あのタイミングで簡単に死ぬわけね〜だろうという気配がプンプンだったわけで、あの映像が無くてもバレバレな気がしますが、たぶん幻覚を見せられているか、それとも撃ったのは複製だったのか、いずれかでしょう。ブリング(デヴァイン?)量産型が一杯!という映像のあとだけに、たぶん後者あたりなんだろうなオチとしては、三日天下も味わえないリジュネ哀れ…。


月の裏側ときいて、ガンダムXを連想しちゃったのは俺だけじゃないハズ。さすがに月面基地という分かりやすいオマージュではないか。次回、お目見えするイノベイターの超巨大母艦はガンダムお約束の巨大要塞兵器なのか、それともイノベイター=エイリアンの連想からマザーシップもどきなのか?


ここにきてビーム撹乱幕じゃなくて、粒子撹乱幕再登場。ひねったピンチの演出としては悪くないけど、あれだけの戦力差があれば、こういう手を使わなくて、ただ正攻法で平押しにしても圧倒できると思うんですけどね。カタロン、カティの参戦で状況が逆転するという見せ方も悪くないけど、あれだけの戦力があって、側面を突かれただけでズタズタにされるというのもなぁ…。


ブシドー(グラハム)の武士道についてはノーコメント。あれはガイジンのトンデモ武士道なのかもしれないけれど、現代日本人のサラリーマン武士道だって、オリジナルからすれば曲解だし、ガイジンを笑えませんよ。むしろ、せっさんの「生きるために戦う」こそ「武士道」に近いあり方なのかもね。

機動戦士ガンダム00(2nd)21話:変革の扉 [2009年03月01日]

王留美からの通信。その発信元はラグランジュ5の廃棄コロニーだった。ダブルオーライザで先行する刹那と沙慈。留美からヴェーダの所在情報を受け取る刹那だが、その帰り、待ち伏せしていたマスラオ(改めスサノオ)に乗るミスター・ブシドーことグラハム・エーカーに一騎討ちを迫られる…。


細胞異常による"変革"で純粋種イノベイターとして目覚めつつある刹那は、宿命のライバルであるブシドー(グラハム)と対峙する。一方、人工的な遺伝手術により人類初のイノベイターとなったルイス・ハレヴィは両親の仇であるガンダムネーナ・トリニティー)と対決する…という話。


金目せっさんキタァァァァァァァァァァァァ(゚∀゚)ァァァァァァァァァァァァ!! 
…と思いつつも、あの肌に金色の瞳は似あわないなぁと思ったり。ルイスとイノベ機三機まとめて瞬殺したりと、パイロットとしての力量がますます人間離れしていくにつれ、言動もますます人間離れしていきますが、これはあまり違和感ないかな? もともと「俺はガンダムだ!」とか言っちゃうせっさんだし。「俺は新世界の『神』になる!」 いいんじゃない?(苦笑)。


逆にルイスは、あっちに振れこっちに振れとけっこうナーバスなんだよな。ネーナを屠ったあとでの狂ったような笑いと放心状態に、敵討ちを成し遂げたあとの彼女は一体どうなることやらと危ぶまれてしまうのだが…リボンズの人形になって、かつての恋人の沙慈と殺し合いになって悲劇ENDってとこ?