アニメメモ(2009年6月その1)

夏のあらし!」11話:世界は二人のために [2009年06月14日深夜]

洋館の少女やよゐと"通じて"しまったハジメは、戦時中の日本にタイムスリップしてしまう。そこでハジメはやよゐと加奈子の絆の深さを知る…。


今回は作画もエキセントリックだった。新房シャフトアニメという前提で見てなきゃ、作画崩壊、紙芝居、戦犯ダレ〜?…と脊髄反射的な論評がなされるレベル。そういう演出(見せ方)だとは分かるが、この手の殴り書きで心象世界を描写するやり方って、いかにもアレっぽくて、少々鼻につくのだが…。戦時中の現実に直面して、ようやくシリアスになるハジメの心理がやや唐突だが、ャラを絞り込んだおかげでシリアス展開としては良かった。

夏のあらし!」10話:異邦人 [2009年06月07日深夜]

謎の女加奈子にエナジーを吸われて意識を失うあらし。飛びかかるハジメを救ったのは、なんとグラサンだった? グラサンの手引きで加奈子と連れの少女が住むという洋館に忍び込んだハジメは、そこで少女やよゐと出会う。


対決シーンの演出はエキセントリックすぎるな…ネギま(シャフト版)を思い出す。洋館のふたり組に関しては伏線が無いので、登場がやたらと唐突だな。基本ラブコメで、しかも間に潤のエピソードが長いので、余計そう感じるのかも。グラサン=村田英雄=前回のガキんちょ(CV:くまい)で、あらしさんはやっぱり正しかった…ってやたらと早漏ですな。だからって家宅侵入に、未成年者略取に、恐喝という犯罪行為に走るのはいかがなもんかと思いますよ…。

グイン・サーガ」11話:戦士たち [2009年06月14日]

ノスフェラス遠征に失敗したアムネリスを待っていたのは、パロの首都クリスタルでの舞踏会だった。政略結婚の相手とは…。一方、美貌のクリスタル公アルド・ナリスが、反モンゴール蜂起のためにクリスタルに潜入するが…。


アルド・ナリスのターン。辺境編から次の展開への橋渡しエピソード。今回はナリスのキャラ見せみたいな感じだったかな〜。女装しても怪しまれない美貌と、女性にモテモテすぎて女難の相があることが、さっそく強調(苦笑)。その美貌が知れ渡っているのなら、ムキムキマンに変装すれば〜と思ってしまうが、さすがに無理か。ネリさまのドレス姿は次回におあずけのよ〜だ、残念。

グイン・サーガ」10話:辺境の王者 [2009年06月07日]

モンゴール軍に拠点を突き止められ、窮地に陥るセム族、パロの双子。留守をまかされていたイシュトバーンは逃亡しようとするのだが…。すべてが終わったかのように見えたその時、豹頭の戦士が援軍を引き連れ戻ってきた…。


辺境(ノスフェラス)篇、堂々の完結! トンズラしかけてもやっぱり戻るのはお約束の展開ですね>イシュト(笑)。でも、やはりグインさんのパネェ〜活躍ぶりと裸族ならぬ巨人族ラゴンの猛攻に全てが霞んでしまう…。

・「機動戦士Zガンダム」38話:レコアの気配 [2009年06月14日]

宇宙へ帰還するカミーユ、クワトロ。が、出迎えのアーガマアレキサンドリア隊の猛攻を受けて苦戦していた。事態打開のために、クワトロはメガランチャーでアレキサンドリアを狙撃しようとするのだが…思わぬ邪魔が入る…。

レコアさんのNT能力開花の巻。クワトロの狙撃を探知(人間レーダーか?)、あまつさえ妨害(人間ジャミング装置か?)…ここまで来るとインフレすぎるよな。しかし極悪非道のティターンズ軍人からもキ印扱いか…当然だが。

・「機動戦士Zガンダム」37話:ダカールの日 [2009年06月07日]

連邦議会のあるアフリカ・ダカールを制圧しようとするアウドムラ隊。追うジェリドのメロウド隊。激戦の中、議場に潜入したクワトロは、ジオン・ダイクンの息子である自らの素性を明かし、ティターンズ弾劾演説をはじめる…。


いわゆるダカール演説のエピソード。世論がティターンズからエゥーゴに傾くきっかけだが、こうして見直してみると、議会工作に放送施設占拠と下準備(根回し)はバッチシだったことが分かり、周到に準備されていた作戦だったんだなと。ベルトーチカの偏向放送(笑)はカリオストロを思い出しちゃったな〜。この世代の共通感覚なんでしょうか>大手マスコミ=プロパガンダ手段。酒場でクダまいている露悪的なオッチャン方に、1stのグラサンシャアよろしく放送を見つめるカイ・シデン、そしてセイラさんと劇場版で外されたのが残念…。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」11話:ラッシュバレーの奇跡 [2009年06月14日]

ラッシュバレー。どうしてここまで下品にできるんだろうか…見てられない。新シリーズはやたらとギャグ増量(原作に忠実?)にこだわっているようだけど、演出もテンポのナシにただ垂れ流すだけじゃ、安手のバラエティーだ。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」10話:それぞれの行く先 [2009年06月07日]

ひろし(ヒューズ中佐)死亡。いちいち比べたくないけど、やはり全然インパクトが無い。端折り過ぎて、いきなり退場させられたという当惑感しかないワ…。ホムンクルスの暗躍も、軍部の影も伏線がキチンと張られていないからサスペンスが完全に殺されているし、描写も腰砕けだからお間抜けに見えるし…。

バスカッシュ!」11話:イン・ザ・ナイト・ビフォア [2009年06月12日深夜]

名を上げ、OCBチャンピオンシップに招待されたダン一行は会場の風力発電の街タービンシティを訪れる。が、そこはセラにとって忌まわしい因縁の地だった。一方、アイスマンもまた因縁の人物と再会を果たすことになる…。


風車テンコ盛りのタービンシティの美術がひたすら印象的。
こういうのを見せられると、美術監督のトマさんと、美術スタッフはいい仕事してるな〜とひたすら思うわけですよ、ホント。肝心のお話そのものが、ありきたりの常套ばかりで、完全に世界観負けしているんですけどね。いまさらセラのトラウマ話を持ち出されても(しかも父親への反抗って…ベタベタ)。アイスマンとファルコンの因縁も引張りに引張ってるけどなんだかなぁ…。

バスカッシュ!」10話:ノンストップ・ジャンプストップ [2009年06月05日深夜]

温泉街に滞在を続けるダン一行。が、練習中の事故でダンは妹ココの事故のことを思い出してしまい、スランプになってしまう…。


赤レンジャーが本命ヒロインなんですね、わかります
…ということになるのか、エクリップスのひとりルージュとダンが急接近…されてもねぇ。正直、ヒロインというほどの魅力がない気がする。妹事故トラウマの克服が、やっぱり気合い…か。ベタベタだな。妹があのネット記事の仕掛け人であることは当初からバレバレだったけど、ここまで来ると、この話自体が兄貴をプロモートする妹が全ての黒幕でした…でもいいんじゃないの?