NHK-BS2「ローマ皇帝の歩いた道」(前・後)2/12放映

ハイビジョン放送されたものの再放送。録画を見ました。
前半は初代皇帝アウグストゥス、後半は14代皇帝にして五賢帝のひとりハドリアヌスを取り上げる。人物エピソードメインの軽めの娯楽番組かと思いきや、各皇帝の旅した土地の考古学的知見をもとに帝国の体制を探っていく硬派な内容で、ローマ史オタクの俺としても満足でした。


特に後編が興味深かった。イングランド北部のハドリアヌス長城&ヴィンドランダ遺跡についてかなりの尺を割いており、ロビン・バーリー氏もご登場。むろん、かのヴィンドランダ文書についてもかなり詳しく触れていました…ローマン・ブリテン史をお勉強した身としてはプチ感動(笑)。

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